子供のおけいこ事でスイミングに通わせているうちに、選手コース(育成コース)にスカウトされることがあります。
選手コースに入ると、毎日のように練習に通って、週末には試合に出場、水泳漬けの日々をおくることになります。
高校生までずっと続ける方もいる一方で、いろいろな理由から途中で辞める人もいます。
実は、私の子供は2人とも選手コースに入っていました。
結局、2人とも辞めてしまったのですが、それぞれ異なった理由で辞めました。
その時のことも交えて、水泳の選手コースを辞める理由やタイミングについてお話したいと思います。
スイミングの選手コースを辞める理由とタイミングは?
選手コースに入るには、まずコーチから勧誘があります。
通わせるには本人のやる気が必要ですし、週5~6日ほど通うため親の協力も必要になってきます。
平日はタイムを縮めるために練習三昧
休日は試合に参加
春休み、夏休み、冬休みには合宿もあるので、親子ともどもとっても忙しいです。
家は上の子が喘息で身体が弱かったため、健康のために3歳くらいからスイミングをはじめました。
小学校2年生くらいの時に、選手コースに勧誘され、本人の希望もあって通うことに!
三歳違いの下の子も上の子の送迎のついでにと、3歳の頃からスイミングをはじめ、就学前に選手コースに入りました。
二人とも頑張っていましたが、結局、選手コースは小学生の時にやめてしまいましたが、上の子、下の子辞めた理由や時期はそれぞれ違います。
そこで、筆者の家の子の例とともに、水泳の選手コースを辞める理由とタイミングを紹介します。
①記録が伸びないから
選手コースに所属していると、毎日の練習でほかのことをする時間がありません。
練習して帰宅したら疲れて寝てしまいテレビも見ずに寝てしまいます。
遊ぶ時間も限られてしまいます。
ところが、水泳は、それだけ時間を費やして頑張っていても、人よりも多く努力しても、記録が伸びるわけではありません。
もって生まれたものや体格にも左右されてるのです。
記録が伸びないから。
家の上の子はこの理由で選手コースを辞めました。
上の子は小柄で細身、持病の喘息もあるので、健康維持のために水泳を始めました。
水泳が好きで頑張ればオリンピックに出場できるんじゃないかと思いこみ、北島康介選手にあこがれて、練習もとっても真面目に参加していました。
でも、試合に出ればたいがいビリ。
同じ選手コースの同級生の子にバカにされることもよくありました。
本人なりに悩んだことでしょう。
本人の意思で小学校5年生で選手コースはやめることにしました。
でも、水泳は好きなので続けたいと、一般のコースに入りなおしましたよ。
水泳選手コースから一般コースに戻ったら
上の子は一般のコースに戻ってからは週1回ペースで通い続け、中学に入るまで通いました。
周りの目は気にならないのとか嫌味を言われたりしないのかと思いましたが、全く心配ありませんでした。
大きくなった今でも、水泳は好きで、たまに泳ぎたくなって水着とゴーグルを持って、市民プールに出かけることもありますよ。
②他にやりたいことが出来た!
他にやりたいことができてきた。
例えば、友達と一緒にダンスを習いたいとか、野球やサッカーがやってみたくなったなど、他にやりたいことが出来たから。
家の下の子はこの理由で選手コースを辞めました。
下の子も3歳からスイミングをはじめ、就学前に選手コースに入りました。
体格も良かったので、試合でもいい成績を残せていました。
コーチからも見込みがあるといわれて、親もちょっと期待していました。
ところが、小学校に入ると仲の良い友達がサッカーをはじめ、帰宅後、サッカーの練習に自転車で楽しそうにいってしまうようになったのです。
そこで、下の子もサッカーもはじめることに・・・。
小学校1年生の頃にはサッカーと水泳の選手コース、両方とも通っていました。
その他にも週2日、公文も通わせていたので、遊ぶ時間がないし、今から思うとすごいハードスケジュールでした^^;
2年生になって、水泳もサッカーも練習時間も多くなり、さすがに体力的に両方続けるのは難しくなったため、どちらかを選ぶことになりました。
私は内心スイミングの方を続けてもらいたかったのですが、本人は、結局サッカーを選びました。
サッカーは中学まで続けましたよ!
③受験勉強のため!
中学受験や高校受験など受験のタイミングでやめる場合もあります。
前述ですが、選手コースに入っていると、とにかく練習や試合、合宿に多くの時間を取られます。
期待されている水泳選手でしたら、推薦で高校に入学できるのですが、普通はなかなかそうもいきません。
受験のため塾に通っていると、学年があがるごとに塾に通う日数も増えていったり、夏季講習や冬季講習なども入ってくるので、選手コースとの両立が難しくなりますよね。
行きたい高校に通うためにも、受験のタイミングで選手コースをやめる選択をすることもあります。
スイミングの選手コースを辞める理由やタイミングを3つあげましたが、他にも家庭の事情などあるかもしれません。
さいごに
子供の水泳の選手コースを辞めるタイミングについて紹介しました。
やめる理由はさまざまですが、結局子供の意思や意見を尊重して決めてあげたらいいと思います。
毎日のように通っていたスイミングを辞める時は、親も寂しい気持ちになりますね。
でも、泳法は自転車に乗るのと一緒で、身体がずっと覚えて水泳を習っていたことは無駄にはなりません。
そして、選手コースで数年間頑張りぬいた経験は、お子さんにとって、とっても貴重なものになると思いますよ。
この記事が参考になると幸いです♪
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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