玉ねぎを買ってきて、いざ調理しようと思って切ったら思いの外ぬるぬるしていたことありませんか?
ぬめりに腐っているのではと心配になりますよね。
でも、このぬめりは玉ねぎに含まれている粘質物によるもので、玉ねぎの甘味成分や旨味成分です。
なのでぬるぬるしている玉ねぎもほとんどの場合食べても大丈夫なのですが、食べないほうがいいものもあります。
そこで、今回は玉ねぎがヌルヌルしている、茶色いけど食べても大丈夫なのかについて紹介します。
玉ねぎがぬるぬるして茶色いけど食べても大丈夫?
玉ねぎがぬるぬるしていても、ほとんどの場合食べることができます。
このぬるぬるのぬめりの正体は・・・玉ねぎに含まれる「粘質物」
セルロースやペクチンなどの水溶性の糖類が水分と混ざってできるものです。粘質物は玉ねぎの甘味成分であり、旨味成分でもあります!
ただし、全体が茶色に変色していたり、触ったときにぶよぶよに柔らかくなっていたり、腐敗臭がしている場合は腐敗が進んでいる可能性が高いです。
このような状態になった玉ねぎは処分した方がいいでしょう。
また、新玉ねぎは水分が多く含まれているため、ぬるぬるすることがありますが、腐敗しているわけではありません。
新玉ねぎは3~4月頃に出荷される早取りの玉ねぎで、通常の玉ねぎと同じ栄養素を持っています。
新玉ねぎを薄切りにスライスしたサラダ、美味しいですよね♪
玉ねぎの一部分だけ茶色い場合は?
玉ねぎを切った時に一部分が茶色く変色していて、内部は白く硬く、臭いも問題ない場合は、茶色い部分を取り除けば食べられます。
もしも内部まで茶色く変色していたり、柔らかくなっていたり、酸っぱい臭い・カビ臭い臭いがする場合は、腐敗している可能性があるので、食べるのは避けましょう。
腐った玉ねぎの見分け方
腐った玉ねぎを見分ける方法を4つのポイントに分けて紹介します。
玉ねぎの表面をチェック
まず、玉ねぎの表面をよく見てみましょう。
腐っている玉ねぎは、表面に茶色や黒色の斑点が見られることがあります。
玉ねぎの臭いをチェック
また、傷んだ部分からは不快な腐った臭いがします。
玉ねぎを触ってチェック
次に、玉ねぎを触ってみてください。新鮮な玉ねぎは硬くて重みがありますが、腐っている玉ねぎは柔らかくなっていたり、へこんでいることがあります。
指で軽く押してみて、へこみが戻らない場合は腐っている可能性が高いです。
玉ねぎの中身をチェック
さらに、玉ねぎを切ってみると内部の状態もわかります!
健康な玉ねぎは白くてみずみずしいですが、腐っている場合は黒や茶色に変色していることがあります。また、内部にカビが生えている場合も腐っています。
腐った玉ねぎは食べると体に悪影響を及ぼすことがありますので、見分け方を覚えて安全に食材を選びましょうね。
玉ねぎの上手な保存方法
玉ねぎは上手に保存すると日持ちがして、食べたい時に新鮮な状態で使うことができます。
まず、玉ねぎを保存する場所は大切です。
風通しの良い、湿気の少ない場所が最適です。直射日光が当たらない涼しい場所が理想的ですが、冷蔵庫の野菜室でもOKです。
また、玉ねぎを保存する際には、他の野菜や果物と一緒に置かないようにしましょう。
なぜなら、玉ねぎはエチレンガスを発生させるため、他の野菜や果物を早く傷ませてしまうことがあるからです。
切ったり殻をむいた玉ねぎは密閉容器に入れて冷蔵庫で保存すると長持ちします。
保存容器は密閉性が高く、湿気を遮断できるものがベストです。その際、玉ねぎの臭いが他の食材に移らないように注意しましょう。
いろんな料理に使える玉ねぎを上手に保存しておくと、とっても便利です。
是非、この保存方法を参考にしてみてください。
玉ねぎは冷凍できる?
まとめ
玉ねぎがぬるぬるして茶色くなっていてもほとんどが食べても大丈夫です。
ただし、全体がぶよぶよしてたり、柔らかくなっていたり、腐敗臭がしている時は食べないようにしましょう。
玉ねぎの保存方法も紹介したので、是非参考にしてくださいね。
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