秋の味覚と言うと、いろんな美味しいものが思い浮かびます。
そのなかでも、「栗ご飯」は真っ先に名前があがるくらい、みんな大好きな秋の味覚ですよね。
栗は大好きだし、美味しいからたくさん食べちゃいますが、食べ過ぎると胃もたれがしてきます(>_<)
今回は、栗は消化が悪い食べ物なのかを紹介します。
また、栗の食べ過ぎは良くないといわれていますが、理由も調べてみましたので、是非ご覧ください。
栗は消化に悪いの?
栗が消化にいいのか悪いのか?
結論からいうと、栗は消化にいい食べ物です!
栗にはでんぷんが含まれています。
でんぷんに含まれている酵素には、胃腸の働きを良くして、消化を良くする働きがあります。
栗は消化にいいのに、消化に悪い印象を持たれています。
不思議ですよね・・・。
栗の消化時間はどれくらい?
栗の具体的な消化時間を調べましたが、具体的な数値をみつけることができませんでした。
ただ、一般的に食べ物の胃の中にとどまる時間として
果物は2、30分
野菜は1、2時間ほどです。ので目安にしてくださいね。
栗の食べ過ぎに注意!
栗が美味しいからといってたくさん食べすぎるのはNGです。
消化にいいといっても、食べ過ぎてしまうと胃もたれしてしまいます。
栗の食べ過ぎがNGな理由を紹介します。
不溶性食物繊維の摂取過剰になる
食物繊維も含まれているので便秘にも効果的と思われますが・・・。
食べすぎると栗の不溶性の食物繊維は腸のなかで水を吸収してカチカチになってしまうので、便秘になったり、腹痛を起こしたりするのだそうです。
胃腸に負担がかかってしまいますよね。
栗は高カロリー
そして栗は小さくても高カロリーなんです。
一粒だいたい15㎉〜30㎉あります。
10粒くらい軽く食べちゃいますが、すごいカロリーになりますね(^o^;)
一日の摂取量の目安は、7個~10個くらいに抑えたいところです。
栗ご飯を一膳食べると、そのくらい食べてしまいますね。
栗+ご飯のカロリーと思うとちょっと怖いです^^;
身体にいいものでも摂り過ぎは、身体に悪い影響を及ぼしてしまいます。私のように食べ過ぎは気を付けてくださいね(*_*;
栗の賞味期限は短い!
栗はつやつやの鬼皮に包まれていて、長く保存できそうに見えますが、見た目に騙されてはいけません。
鮮度が落ちるのが早い食材なのです!
古くなった栗は、水分が飛んでスカスカになったり、虫がわくこともあります。
私も栗を放置したことがあって、虫がわいてしまい、泣く泣く処分したことがあります汗
栗を頂いたり、買ってきた時は、ビニール袋に入れるか、新聞紙にくるんで冷蔵庫で保存します。
大体一週間くらい保存はできますが、できるだけ早く食べた方がいいですね。
皮をむいた栗も2日くらいしか保存がきかかない、足のはやい食べ物です。
皮をむいたりするのが大変なので、なかなか調理できない時は、冷凍保存しておいた方がいいですね。
栗の冷凍保存方法
茹でてから冷凍する方法を紹介します。
まず、水を張ったボウルに栗を入れて1時間ほどつけます(栗の中の虫を出す)
②弱火で50分ほど、アクを取りながら茹でます
③ザルにあげて粗熱を取ります
④キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります
⑤ジップロックに入れて空気を抜いて口を閉じます
⑥冷凍庫で保存(約3ヶ月保存できます)
使う時は常温で30分自然解凍します。
包丁で皮をむいて、そのまま食べても調理してもOKです。
栗は栄養豊富!
栗はなんと、縄文時代の遺跡からも発掘されるほど、歴史の古い食べ物です。
昔から食べ継がれてきた栗ですが、美味しいだけじゃなく栄養もスゴイのです。
でんぷん、ビタミンC、食物繊維、カリウム、ビタミンE、タンニンなど豊富な栄養素が含まれています。
効能を詳しくみていきましょう。
でんぷん
栗に含まれるでんぷんは消化吸収の早いブドウ糖やショ糖などの形で含まれますので、とっても効率よく身体のエネルギー源になります。
でんぷんが約40%も含まれてるので、栗は腹持ちのいい食材です。
糖分
栗に含まれる糖分には酵素が含まれているので、消化を良くして胃腸の機能を強くするそうです。
ビタミンC
美肌効果のあるビタミンC
栗に含まれるビタミンCはデンプンに包まれていることから、芋類のように加熱しても壊れにくいのだそうです。
食物繊維
便秘解消に効果
カリウム
高血圧や動脈硬化を抑制してくれます
タンニン
活性酸素を除去してくれる。ガンの予防
ビタミンE
血流を良くして、新陳代謝をよくします。
冷え、肩こり、美肌効果もあります。
栄養たっぷりで、胃腸機能を強くする成分も含まれているのに、どうして私は胸やけしてしまったのでしょう?
それは、多分食べすぎたから汗
おいしいからといっても食べすぎには注意しましょう。
まとめ
今回は栗の消化や栄養について紹介しました。
秋の味覚、栗は栄養も満点!
おいしくて身体にいいこといっぱいですが、カロリーが高く、たくさん食べると便秘気味になったりするので、食べ過ぎには注意しましょう。
また、日持ちがしないので、入手したらできるだけ早く食べるようにしましょうね。
すぐ食べられない時は冷凍保存も出来るので試してみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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