お正月になると玄関にしめ縄を飾っておく家庭も
多いのではないでしょうか?
しめ縄を飾るだけで一気にお正月らしくなります。
しめ縄はお正月の数日間しか使わないので
一度きりで処分するのはもったいないですよね。
保管してまた来年も使おうと思っている方も多いと思います。
そこで今回はしめ縄は使い回してもいいものなのか?
また処分するときはどうしたらいいのか?
についてお伝えしていきます。
しめ縄は毎年同じものを使ってもいいの?
まず、しめ縄は何のために飾るのかについてご説明しますね。
しめ縄は基本的にはクリスマスが終わってから
年を越すまでには飾るものになります。
ただし、12月29日は「二重苦」と縁起が悪いとされているので、
避けるのがしきたりです。
また、大晦日に飾るのも「一夜飾り」ということで
避けた方がいいとされています。
神様はお正月に家にやってきて、
1月7日(松の内)に家を出ていくので、
しめ縄はそれまで飾っておくのが基本です。
つまりしめ縄や鏡餅や門松などのお正月飾りはすべて、
神様をお迎えするためのものになります。
神様は新しくてキレイなものが好きなので、
しめ縄に限らず正月飾りは全て、
使い回しをしない方がいいでしょう。
使い古しのもので神様を迎えるというのは
失礼ですものね。
しかしみんな買い替えているのかと言えば
そういうわけでもなく、実際には毎年使い回している
という方が多いようです。
同じものをまた使うかどうかは縁起物に対する本人の気持ち次第
ということになります。
取り外したしめ縄の処理の仕方は?
もししめ縄を処分する場合は、
どうするのがいいのでしょうか?
しめ縄は「どんと焼き」で焚きあげて貰うのが
正式な処分方法になります。
しめ縄だけでなく、門松やお守り、昨年のおみくじなども
焚き上げてくれます。
多くの神社で1月15日前後に行われているので、
最寄りの神社の日程を確認してみてください。
特に費用もかかりませんので安心してください。
どんと焼きが行われていないような小さな神社でも、
問い合わせればほとんどの場合受け取ってくれます。
どんと焼きのタイミングを逃してしまったときでも、
神社に預けておけば、次のどんと焼きで処分してくれます。
いつでも良いので、神社に納めるというのが1番良いでしょう。
まとめ
しめ縄は26日以降、29日と31日を避けて、
1月7日まで飾るのが基本です。
役目を終えたしめ縄はお焚き上げしてもらうのが1番ですが、
使い回すかどうかは本人の気持ち次第です。
縁起物として毎年買い替えるというのもアリですし、
インテリアの1つとして保管しておくというのもアリだと思います。
参考になれば幸いです。
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