日本では、1月7日に七草粥を食べる風習があります。
何故、七草粥を食べる風習ができたのでしょうか?
また、七草粥といえば歌もあります。
あの歌詞も、どういった意味があるのか気になりますよね。
今回は、七草の歌の歌詞の意味や、七草粥を食べる理由をご紹介します♪
歌いながら作るもの?!七草の歌の歌詞と意味は?
七草粥は、歌いながら作るものだと言われています。
「七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン」
七草をトントンと叩くときに、歌うそうですよ♪
歌詞の意味について
歌詞に書かれている唐土の鳥は、中国から飛来する渡り鳥のことを指しているそうです。
ですが、詳しいことは不明なのだとか…。
とても古い民謡なので、わからなくてもしょうがないですよね。
また、農作物に害虫や病気が流行らないように、鳥を追い払う儀式をしていたそうです。
大きい音を立てて鳥を追いはらっていたそうで、その儀式から農作物だけではなく、邪気や疫病を追い払う意味もあると言われています。
ちなみに、七草の歌は地域によって異なるそうです。
自分の地域の歌や他の地域の歌を調べてみるのも、楽しいでしょう。
春の七草はリズムで覚える!
春の七草は、5・7・5・7・7で覚えやすいんです♪
5:セリ・ナズナ
7;ゴギョウ・ハコベラ
5;ホトケノザ
7:スズナ・ナジロ
7;ハルノナナクサ
口ずさんでみると、とてもいいやすくてびっくりしますよ!
覚えていない方は、是非試してみてください♪
七草粥を食べるのはなぜ?
歌詞の意味をみると、まるでおまじないのように感じます。
ですが、ただのおまじないという訳でもないそうです。
七草粥に使われている七草には、とても栄養があります。
セリ:鉄分が多く含まれている、造血作用など
ナズナ:熱を下げる効果、尿の出をよくする
ハコベラ:タンパク質、ミネラルが豊富
スズナ・スズジロ;消化を促進
七草粥には、体に良さそうな成分がたくさん含まれています。
お正月のおせち料理を食べ過ぎた後に良いとされています。
歌詞の意味と栄養効果があることを考えると、七草粥を食べる理由も納得ですよね。
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さいごに
七草の歌の歌詞の意味や、七草粥を食べる理由をご紹介しましたが、いかがでしたか?
七草の歌詞には、邪気や疫病を追い払う意味があることがわかりました。
また、七草粥を食べる理由は栄養効果もあるためでしょう!
食べる理由がわかれば、日本の古くからある行事も楽しめると思います。
七草を覚える時は、5・7・5・7・7で覚えましょう♪
1月7日は、是非七草粥を食べて下さい☆
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