ひな祭りのお菓子の一つ、菱餅!
色合いも素敵で、魅力的なお菓子ですよね~♪
お雛様の下の段にもプラスチックの菱餅が飾られていますよね。
実は菱餅には、色々な意味合いがあるのをご存知でしょうか?
色や順番、ひし形なのにもきちんと理由があるんです。
今回は、菱餅の色の順場や5色の意味、菱餅の理由などをご紹介します。
菱餅の色の順番と5色の意味は?
菱餅の色の順番といえば、上から赤、白、緑ですよね、
「雪の下には緑が顔出し、桃の花が咲く」という意味があり、春の始まりを表しています。
確かにひな祭りに出るものなので、春を表しているのはピッタリですね♪
ちなみに江戸時代は3色がメインでしたが、黄色やオレンジが増え近年5色になりました。
黄色やオレンジは、農作物が沢山実るように、と願いが込められているそうです。
5色の意味について
お雛様に菱餅が飾られている理由は、
女の子の厄除けや子孫繁栄、長寿、そして健やかに成長するようにという願いが込められているといいます。
菱餅は、女の子の健やかな成長や厄除け、子孫繁栄、長寿を願って飾られているのです。
菱餅の色についてですが、
江戸時代初期は緑と白の二色でしたが、明治時代に入ると赤(桃色)が増えて三色になりました。
現在は、地域によって二色だったり、三色、五色、多いところでは七色飾るところもあります。
今回は五色の意味を紹介します!
赤:桃の花のイメージ、魔除け、身体から毒を出す
白:残雪のイメージ、清らかなイメージ、清浄・純潔の意味
緑:ヨモギの色、健康や長寿、厄除けの意味
黄色:月のイメージ
オレンジ:太陽のイメージ
それぞれ一つずつ、イメージや意味があるんですね~。
やはり昔からあるものなので、厄除けの意味が多く見られます。
菱餅がひし形なのはなぜ?わかりやすく説明!
ひし形にも色々な意味がありました!
大地を表す、心臓を表す、長寿の願いを表す、子孫繁栄を表す、などあります。
また、宮中でめでたい席に出されていたことから、という意味もありました。
地方によって意味が違うようなので、年配の方に聞くと知っている方もいるでしょう。
菱餅の食べ方について
縁起のいい食べ方は、「角をちぎって丸くしながら」というものです。
厄除けの意味もある菱餅は、厄除けの角から食べると健康になる、と言われています。
また、角をちぎって丸くしながら食べると、
「角を立てずに丸く生きる」という意味もあります。
私も食べ方を意識してみようかな…。と思いました。笑
なので、せっかくならちぎりながらたべると良さそうですね♪
縁起物にふさわしい食べ方も試してみて下さい。
他にもある!ひな祭りに食べる物!
菱餅以外にもひな祭りに食べる行事食がいくつかあります。
【ひなあられ】
ひなあられは昔、野外でひな遊びを楽しむときに持っていく、食べ物だったといわれています。
一説には菱餅を砕いて作ったという話もあります。そういえば雛あられの色は菱餅の色と一緒ですよね。
【白酒】
かつては桃の花を酒にひたしたものを飲む習慣があったそうですが、江戸時代からは白酒が好まれるようになり、浸透していったそうです。
他にも、ちらしずし、はまぐりのお吸い物もあります。
行事食ではないけど、ひなケーキも子供たちは喜びますよね(#^.^#)
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さいごに
菱餅の色の順場や5色の意味、菱餅の理由などをご紹介しましたが、
いかがでしたか?
菱餅には、色の順番、色、ひし形、それぞれちゃんとした意味がありました。
意味を知ることで、ありがた~く食べられますよね♪
地域によって意味も変わってくるので、調べてみると面白そうです。
また、縁起物なので食べ方も参考にしてみてください。
美味しく縁起よく菱餅を食べましょう!
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