レタスは冷凍に向かないといわれている野菜の一つです。
冷凍すると、レタスに含まれている水分が凍ってしまい、水っぽくびちゃびちゃになると不評ですが・・・。
冷凍と調理のポイントに気をつければ、美味しく食べることも可能になるんです。
今回は、レタスの冷凍がまずい理由や、上手な冷凍保存と調理法についてまとめました!
レタスを冷凍したらまずいのはなぜ?
冷凍はできますが、野菜のなかでもサラダのように生で食べる野菜は、冷凍にはむいていません。
レタスもその一つです。
解凍した時にレタスの水分が出てきて、ふにゃっとした食感でべちゃべちゃになってしまうのです。
冷凍にむいていないレタスですが、上手に冷凍して、合った調理法をすれば、美味しくいただけるんですよ。
冷凍保存方法から紹介します。
レタスの冷凍保存方法
レタスの冷凍がまずい理由の一つに保存方法が違っていたという可能性もあります。
まず、レタスは傷みやすいので冷凍する時は買ってきてからすぐ、新鮮なうちに冷凍します。
①レタスをさっと洗って水気をキッチンペーパーなどで拭き取ります
②レタスをちぎって色の変わった部分を取り除く
③ジッパー付き保存袋に入れて空気を抜きます
④アルミホイルで全体を包むか、金属バットに乗せて冷凍します
保存期間は約3週間ほど
ここで重要なポイントを3つお伝えします。
①レタスはスピーディに洗って水気を拭く
レタスに含まれている水溶性ビタミンは水に長くつけていると溶け出してしまいます。
素早くあらってザルにあげましょう。
②レタスはちぎって細かくするのがおすすめ!
包丁を使うとレタスに含まれるポリフェノールが金属と反応して、酸化するのでレタスの劣化が早まってしまいます。
③すばやく凍らせる
アルミホイルで包んで冷凍するのは急速冷凍させるため。
できるだけすばやく冷凍すれば、解凍した時の水っぽさや中身がスカスカになることを防げます。
この冷凍方法、サニーレタスにも使えますよ!
冷凍したレタスの調理方法
冷凍したレタスの調理は「凍ったまま」が原則です!
冷凍したレタスは解凍すると・・・水が抜けてしまいベチャベチャになって、ぐにゃっとするので、凍ったままの調理をしてくださいね。
冷凍レタスは生で食べるサラダにはむいてないです。
スープや味噌汁
スープや味噌汁の具としてだったら、食感が柔らかくて気になりません。
冷凍レタス、カットトマト缶、コンソメ、ベーコン、塩コショウを使ったスープもおすすめです。
雑炊やうどん
野菜や卵を使って作る雑炊に冷凍レタスをプラス
うどんにも合います。
くったりしたレタスも気にならないと思います。
蒸し物
耐熱容器にレタス、ごま油、めんつゆを入れて、ラップをふわっとかけてレンジでチンします。
レタスがくったりしてたくさん食べられます。
炒めもの
えびやきのこ類、豚肉、冷凍レタスの炒めもの
鶏ガラスープ、酒、砂糖、塩で味付けして、片栗粉でとろみをつけます。
まとめ
レタスを冷凍するとまずい理由とレタスを冷凍する時の保存方法や調理法について紹介しました!
レタスは冷凍にはむいていないとはいえ、冷凍方法と調理方法を工夫するとおいしく頂けます。
冷凍する時のポイントは
・スピーディに洗って水気をよく拭く
・急速冷凍する
・手で細かくちぎる
ことです。
冷凍レタスは凍ったまま調理してくださいね。
煮たり、蒸したり、スープや炒めものなど、くったりした食感が丁度合うと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます。