妊娠初期の頃にぎっくり腰になったかのような、腰痛におそわれる時があります。
軽い症状の人もいますが、重症になると起き上がるのもつらくなる、妊娠初期の腰痛。
妊娠初期というと0週~15週くらいで赤ちゃんの大きさはまだまだ小さいし、
赤ちゃんが原因で腰痛になるとは思えません。
妊娠初期のぎっくり腰のような腰痛はどうしておこるのか?
そして、腰痛を和らげる方法を紹介します!
妊娠初期におこる腰痛の原因は?
妊娠初期に腰痛がおこる原因は、妊娠中に分泌される卵巣ホルモン「リラキシン」によるもの。
リラキシンは赤ちゃんが骨盤の中を通りやすくする働きがあるので、骨盤をつなぐじん帯をゆるめます。
リラキシンのおかげで分娩の時、赤ちゃんがスムーズに出てこられるように、出産しやすくなるのです。
お産には必要なホルモンのリラキシンですが、骨盤周りがゆるみ、骨盤周りの筋肉が関節を支えようとすることから、腰痛になる女性が多いのです。
ただ、妊娠中の腰痛のすべてがリラキシンのせいではなく、
子宮が大きくなったため圧迫されたり、筋肉量が減ってしまった影響も考えられます。
妊娠初期の腰痛はいつまで続くの?
リラキシンの分泌は、10週頃に分泌がピークになり、大体24週くらいには減っていくため、妊娠の安定期になるころには痛みが軽減されることが多いです。
妊娠初期の腰痛が収まっても、妊娠後期にはまたリラキシンの分泌が増えていくことや、赤ちゃんが成長とともに大きくなったお腹を支えるために、反り気味の姿勢をとることが多くなり、再び腰痛がおこる可能性があります。
妊娠している間は初期から後期まで、しっかり腰痛対策しておきたいですね!
妊娠初期のぎっくり腰のような痛みを和らげる方法とは?
妊娠初期のぎっくり腰に似たような痛み、少しでも楽にしたい、和らげる簡単な方法を紹介します。
①運動をする!
腰痛は筋肉をほぐすと痛みが和らぎます。決して無理はせずに、軽いストレッチをして身体を動かしてみましょう。
近所を散歩するウォーキングも自分のペースでやってみるといいですね。
妊娠前と同じようなペースで、ストレッチをしたことからひどい腰痛になってしまう方もいますので、あくまで無理は禁物です。
会社勤めで座ってる時間が長い方は、
同じ姿勢を長時間続けないように、こまめに立ち上がったり伸びをしたりして体を動かすようにしましょう。
軽い運動やストレッチは、気分転換になりますし、
血行がよくなる効果もあるので、無理しない範囲でやってみましょう。
②体を温める!
腰痛の原因として冷え性があります。
冷え性だと、血行が悪くなり筋肉が固まってしまうので、腰が痛くなるのです。
冷え性改善のために普段、シャワーだけですませている方でも、身体の血行をよくするために湯船にゆっくりつかるのもいいですね。
お手軽に、洗面器にお湯をはって足湯をするのも、下半身の冷えに効果的です。
腹巻や靴下を身に着けるのも効果的ですね。
③姿勢をよくする!
妊娠中は骨盤がゆがみやすく、姿勢もわるくなりがちです。特に妊娠初期は疲れやすいので、猫背になります。
正しい姿勢に気を付けるだけじゃなく、重いものを持たないように気を付けましょう。
特に妊娠初期は赤ちゃんにとって大切な時期です。
ママの体に負担をかけないように気を付けてくださいね。
④骨盤ベルトを使う!
背筋を伸ばすように心がけていても、ついつい猫背になってしまうこともありますよね!
そんな時は、骨盤ベルトを装着するといいですね。
骨盤ベルトは骨盤を支えてくれて、腰痛予防になります。骨盤ベルトのなかでも「トコちゃんベルトⅡ」は妊娠初期からつかうことができるので、数多くの妊婦さんが愛用しています。
便利な骨盤ベルトですが、
使いすぎると筋肉が弱くなってしまうデメリットもありますので、
補助的に使ってくださいね。
⑤ストレスをためない!
妊娠初期はホルモンバランスの影響もあって、精神面でも不安定になりがちです。
痛みに敏感になる傾向があるので、
ストレスをため込まないようにしましょう。
私の妊娠初期の腰痛は、生理痛みたいな痛みでした。
お風呂にゆっくり入って、ストレッチもしましたが、あまり改善されませんした(>_<)
12週くらいに入ると痛みもなくなって楽になりましたが、
かわりにつわりがひどくなって・・・(*_*;
妊娠後期になると、お腹が大きくなって腰痛や便秘に悩まされるし、
今、思い返しても妊娠出産するのは大変なことです。
まとめ!
妊娠初期に腰に激痛!ぎっくり腰のような痛みの原因や和らげる方法についてまとめました。
・妊娠初期の腰痛はリラキシンというホルモンの分泌が原因
・妊娠初期の腰痛を和らげる方法は、
軽い運動、身体を温める、姿勢を良くする、骨盤ベルトを装着する、ストレスをためない!
あまりにも腰痛が長引いたり、痛みがひどかったりした場合は、我慢しないでお医者様に相談してみましょうね。
くれぐれも無理はしないように、
身体を大切にしてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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