年末になると、おせち料理のメニューを考え始めると思います。
おせちといえば、黒豆煮は欠かせませんよね!
私もよく黒豆煮を作るのですが、一つ悩みがあります。
皆さんも経験があると思うのですが、黒豆の皮、破けたことはありませんか?
破けると見た目が悪くなっちゃいます。
せっかく作るからには、ツヤツヤでふっくらした黒豆にしたいですよね。
今回は、黒豆の皮が破ける原因や、黒豆の戻し方と煮方についてご紹介します♪
おせちの黒豆の皮がむける原因は?
黒豆の皮が破れてしまう原因を3つ紹介します。
①黒豆を長時間漬けた
黒豆は、長時間漬けてしまうと、皮が破れてしまう場合があります。
黒豆の身が皮より先に水分で膨張すると、皮が破けてしまいます。
漬ける時間は約6~8時間
昔から言われているように、だいたい一晩漬ける感じですね。
②圧力鍋での加圧時間が長い
長い時間コトコト煮込んで作る煮豆ですが、圧力鍋を使うと時短で出来上がります。
便利な圧力鍋ですが、豆が新しいと、圧力がかかりすぎて破れることがあります。
新しい豆の場合はレシピより少し短めに圧力をかけましょう。
③傷がついている豆を取り除いていない
傷がついていると、もちろん皮が破けてしまいます。
水洗いする時に、取り除いておいてください。
黒豆の皮がシワになる原因は?
黒豆を煮ていると皮が破ける他にも、シワになってしまうこともあります。
シワになる原因は・・・。
・黒豆が空気に触れてしまったから
黒豆は空気に触れるとシワになってしまいます。
煮る時は煮汁がなくならないように、さし水をするといいですね。
黒豆より3cm以上上に煮汁があるようにしましょう。
落し蓋をしておくと、黒豆が煮汁の外に出なくなるし、煮汁が全体に回って味が染み込みやすくなります!
これで破れない?黒豆の戻し方と煮方!
せっかく時間をかけて作る黒豆ですから、皮が破けないようにふっくらと仕上げたいですよね。
上手に黒豆を煮る方法を紹介します!
黒豆の戻し方について
最初に、虫食いや傷ついた豆を取り除きながら水洗いしましょう。
この時にプカッと浮いてくる豆も取り除きましょう。
たっぷりと水を入れてます。
水の量は豆の量の6倍、200gだったら1.2リットルです。
室温で6~8時間ほど水につけると、豆が膨張してきます。
できるだけ、豆が浮いてこないようにたっぷりの水につけて下さい。
黒豆の煮方について
豆がふっくら戻ったら、豆と同じ量の砂糖を2~3回に分けて加えて混ぜ、中火で沸騰させます。
煮ているとアクが浮いてくるので、できるだけ取りましょう。
その後は落し蓋をして弱火で煮ていきましょう。
落し蓋をすることで、豆もプカプカしにくく皮も破けにくくなります。
この時も、水面から豆が出ないようにしましょう。
大体30分ほどで、豆がつぶれるようになります。
ここで注意して欲しいことがあります。
煮ている時に、かき混ぜるのはNGです。
皮が破けてしまう原因になってしまいます。
また、重曹をいれると皮が柔らかくなり破けにくくなります。
使ってみるといいかもしれませんね♪
黒豆が硬い時は柔らかく出来る?
黒豆を煮たけど硬い時は煮直しすると柔らかくなることがあります。
煮汁が多ければそのまま煮直し、煮汁が少なければ熱湯を加えて、コトコトと2時間ほど煮直ししてみましょう。
もし、圧力鍋があれば、圧力鍋で煮直ししてみてください。
黒豆が硬くなった原因は?
黒豆が硬くなってしまった原因は、砂糖の浸透圧に関係があります。
砂糖をいきなり入れると黒豆は硬くなってしまいます。
豆が柔らかくなってから、2~3回に分けて加えるようにしましょう。
また、黒豆の品質が良くなかったことも考えられます。
品質に問題アリのときでも、煮直しすると柔らかくなる場合もありますので、試してみてくださいね。
さいごに
黒豆の皮が破ける原因や、黒豆の戻し方と煮方についてご紹介しました。
黒豆が破ける原因は、
・黒豆を長時間漬けたから
・圧力鍋での加圧時間が長い
・傷がついている豆を取り除いていないから
でした。
黒豆が破ける原因を見ると、思い当たるものがあると思います。
原因がわかることによって、対策もしやすいですよね。
私も気を付けたいと思いました。笑
そして、戻す時に痛んでいるものを取り除くだけでも見違えると思います。
また、黒豆を煮るときは、個人的に重曹をおすすめしたいです!
手に入りやすいですし、なにより簡単そうですよね♪
黒豆の皮について悩んでいる方は、是非参考ににしてみて下さい☆
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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