「春菊」は名前の通り春によく見かける野菜ですよね。
独特な味が癖になる味わいで、ついつい食べ過ぎてしまうこともあります。
しかし、食べ過ぎることによって体に悪影響を及ぼすこともあるんだとか…。
もちろん適切な量であれば、栄養効果や美容効果が期待できます。
今回は、春菊の摂取量についてや、栄養効能などについてご紹介します。
春菊の一日の摂取量はどれくらい?食べ過ぎはどんな影響があるの?
春菊は、アレルギーが少ない野菜といわれていますが、まれにアレルギー症状を引き起こすことがあります。
アレルギーを発症すると、吐き気、腹痛などの症状が現れます。
また、蕁麻疹などの皮膚症状が現れ、症状が重くなると呼吸困難になることもあります。
アレルギーが発症することはまれですが、
春菊を食べてから30分以内に上記の症状が現れた場合は、速やかに病院へ行きましょう。
特に食べてる途中や、食後に口の周りが赤くはれてきたら、要注意です!
その他には、春菊を生で食べると危険な場合があります。
春菊は生でも食べられるのですが、しっかりと洗わないと残留農薬が残ることがあります。
パパっと洗っただけのものだと、体内に残留農薬を取り込んでしまうことになります。
なので、春菊を生で食べる時は流水にさらすなどして、しっかりと洗いましょう。
ちなみに春菊は2分の1束(約100グラム)で1日に必要なビタミンAを摂取することが出来ます。
なので、それ以上の食べても効能はあまり感じられないかもしれません。
どんな健康的な食材も、大量に食べればいいという訳ではありませんからね。
カロリーも低い春菊ですが、食べ過ぎないように
目安としては、多くても1日2分の1束程にしておきましょう。
春菊は美容効果も期待できる!
春菊の美容効果をご紹介します。
β-カロテン
春菊に含まれている成分で、一番豊富に含まれているのがβ-カロテンです。
β-カロテンは、体内でビタミンAに変換する栄養成分です。
そして、β-カロテンには以下のような働きが期待できます。
・皮膚や粘膜を保護し、丈夫にする
・風邪予防、のど、肺などの呼吸系統を守る働き
・アンチエイジング効果や生活習慣病予防
・視力を維持する効果
体の健康から美容まで気を使えるのは嬉しいですよね。
特に女性には必須の栄養素だと思います。
カルシウム
意外にも春菊には、カルシウムも多く含まれているんですよ!
カルシウムといえば、骨や歯を強くする働きなどが期待できます。
骨粗しょう症の予防としても期待できます。
ビタミンK
そして次に多く含まれているのがビタミンKです。
ビタミンKは血液凝固や止血作用に効能があると言われています。
カルシウムを取り込むサポートもしてくれるそうですよ!
春菊にはいろんな栄養が豊富に含まれています。
すきやきなどの鍋物に使うだけじゃなく、
ツナとあわせたサラダもおいしいし、ベーコンと炒めものにして食べるのもおススメです!
筆者は、春菊のおひたしが一番好きです!茹でて水気を絞って、ゴマとだし醤油であえただけですが、独特の苦みがなんともいえず、箸がすすみますよ!
さいごに
春菊の摂取量についてや、栄養効能などについてご紹介しましたが、
いかがでしたか?
春菊の摂取量は、1日2分の1束を目安にして下さい。
しかし、アレルギーは2分の1束食べていなくても発症することがあるので、
始めて食べる際は、より少しずつ食べるようにしてください。
春菊には、健康効果以外にも美容効果も期待できることがわかりました。
アンチエイジング効果など、女性にとっては嬉しい効果ですよね。
くれぐれも食べ過ぎには注意して、美味しく春菊を食べましょう!
コメント