初夏も近づいてくると、山登りのシーズンが始まります!
登山が趣味の方にとっては、待ち遠しいですよね♪
ところで皆さんは、「山開き」の意味をご存知でしょうか?
山開きについて調べてみると、このような意味が出てきました。
その年の一定の時期に(山小屋などを開き、登山者を迎える用意を整えて)
一般の登山を許すこと
なぜこのような習慣があるのか、気になりますよね…。
昔は、一般の人々は入山できなかった…なんていうお話を聞いたことがありますが…。
ちなみに、山開きの時期については山によって異なるようです。
山開きは、登山をする方にとって重要な情報です♪
今回は、山開きは何をするのか、意味や時期、山開き前のキャンプについてご紹介します。
山開きは何をする?
先ほどもご紹介した通り、
山開きとはその年の一定の時期に一般の登山を許すことを指します。
毎年、有名な山にある神社では、山開きの時期にお祭りが行われるところがあるそうです。
山開きの時期の週末にはイベントを開催している地域もあって、様々な特典を受けられたりします。
例えば
・スタッフさんが同行して一緒に登ってくれる←山登り初心者には安心感があって、嬉しいですよね。
・参加者に記念品のプレゼント
・クイズラリーに参加
など色々ありますね。楽しそうです♪
ちなみに、山開きの時期は、山によって異なります。
なぜ山開きをするの?意味は?
かつて山登りというのは、修行者や徳の高い僧侶しかできないものでした。
何故かというと、山は日本の国土の7割を占めており、
自然の豊かさを与えてくれる神聖なものとされていたためです。
しかし時代も進み、江戸時代中期以降には、一般の人々も入山が許されるようになりました。
その際、一般の人々が入山できるように行われたのが山開きという儀式です。
現在でもその名残が残っており、尚且つ誰でも山に登れるようになったというわけです。
ちなみに山開き前は、山小屋やトイレなどが閉鎖されています。
特に冬の山登りは危険のため、安全面を考えてのことでしょう。
山開きの時期について
山開きの時期は山によって異なりますが、基本的には3月末~7月初旬に行われます。
山開きの初日は安産祈願などの神事、宣言などが行われるそうですよ!
山開きでは様々なイベントが開催されるので、
登山好きの方はどんなイベントがあるかチェックしておくといいでしょう♪
ちなみに日本を代表する富士山の2019年の山開きは、
山梨県側の吉田ルートが7月1日(6月30日は前夜祭が行われます)、
静岡県側の富士宮、御殿場、須走ルートは7月10日となります。
ネットで確認できるのでチェックしてみてくださいね。
山開き前に登山やキャンプをしてもいい?
結論から言うと、山開き前(閉山中)でも登山やキャンプはできます。
禁止されているわけではないので、可能です。
ですが、閉山中は山小屋やトイレなどの施設が閉鎖されており、
登山道も閉鎖されている場合もあるため、快適な山登りはできないでしょう。
また、冬時期は標高の高い山だと雪が残っていることもあり、とても危険です。
経験者でも危険なので、あまりおすすめはできません。
安全のためにも、山登りは山開き後にしましょう。
まとめ
山開きの意味や時期について紹介しました!
山開きは、かつての習慣から始まりました。
現在では安全などを考えて山開きが行われていますが、そのおかげで安全に山登りをすることができます。
山開き前にも入山は出来ますが、施設が閉鎖されていて、快適に山登りが出来ない可能性が高いので、特に初心者の方は避けた方が良さそうです。
山開きの時期は山によって異なるので、
イベントなどが気になる方はチェックしてみてくださいね♪
それでは、安全に山登りを楽しんでください!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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