初彼岸は故人が亡くなって、四十九日を終え、初めて迎えるお彼岸のこと。
お彼岸はお墓参りをして供養をするのですが、初彼岸も同様です。
でも、初彼岸はちょっと特別のような気がして、どんな服装で行けばいいのか迷います。
今回は、初彼岸の時の服装について紹介していきます!
初彼岸とは?
彼岸は年に2回あって、春分の日と秋分の日の前後3日間を合わせた7日間のことをいいます。
初彼岸は、人が亡くなってから49日を終えて初めて迎えるお彼岸のことを指します。
一般的に初彼岸は初盆と違って、特別なことはしなくていいとされています。
ただ、いつものお彼岸よりも少しだけ丁寧にお仏壇やお墓を綺麗にして供花も改まったものにして、家族みんなで個人を偲んでお参りするといいですね。
初彼岸の服装のマナーは?
初彼岸の服装については、
法要がある場合は遺族は3回忌まで正式な礼服を着用するのがマナーとなっているそうです。
3回忌をすぎると、地味な服装を着用すれば問題ないとのこと。
法要がなく、身内だけの場合や親族知人だけでする場合は、普段着で充分です。
ただ、普段着でも派手な色合いの服装や露出度の高い服装は避けるようにして、清潔感のある服装がいいでしょう。
初彼岸には何を持っていく?
初彼岸のお墓参りには何を持っていけばいいのでしょうか?
お墓の掃除のための、ほうき、雑巾、たわし、水桶やひしゃく、ゴミ袋など
お供え物は花、供物、線香、ローソク、マッチ
数珠も持参し、家族みんなで手を合わせてお参りします。
初彼岸は初めてのお彼岸ということで、
普段のお彼岸よりも、お供えを豪華にしたり、故人の好きだったものを供物として並べたりします。
お供えの果物は丸いものがよいとされています。
丸いものは「円」ということで、「縁」につながり、縁起の良いもの。
秋のお彼岸だったら、梨やりんご、ブドウなど供えるといいそうです。
個数は特に偶数、奇数どちらでもいいのですが、4とか9は避けるようにしましょう。
お供え物の食べ物は墓前でいただくのも、供養の方法です。
残った食べ物、飲み物はそのまま置いておくと、腐って墓石が傷んでしまったり、動物に荒らされてしまうこともあるので、持って帰って家でいただくようにしましょう。
まとめ
初彼岸の服装は、法要がある場合、遺族は礼服着用がマナー
法要がなく、身内だけの場合は普段着でいいが、派手にならないように気を付ける。
黒やグレーなどの落ち着いた色のものを着ていけば、良さそうですね。
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