鶏肉ってヘルシーで美味しいですよね。
焼く、煮る、茹でる、などいろんな調理方法があり、割とどんな食材とも合います。
そんな万能な鶏肉ですが、調理した時、火が通ったと思ったけど,中がうっすらピンクだったなんてことありますよね。
調理中に気づければいいですが、もしすでに口にしてしまった後だと心配になってしまいますね。
もし生焼けの鶏肉を食べてしまった場合、どうしたらいいのでしょうか?
今回は食べてしまった鶏肉がうっすらピンクだった時の対処法と調理する時の注意点について紹介します。
詳しく見ていきましょう。
茹でた鶏肉がピンク色だと生なの?
生の鶏肉を食べたら腹痛や下痢をおこす可能性がありますが、調理した鶏肉でしたら、そのような症状がおこることは実はまれなので、そんなに心配する必要はありません。
また鶏肉がうっすらピンクだったからといって生焼けとは限りません。
鶏肉は、火が通れば白くなります。
しかしたとえ火が通っても、モモ肉は部分的にピンク色に近いこともあります。
中心部がピンク色の時には火が通っていない生の可能性が高いですが、外側のモモ鶏肉で周りが白くなっているけど
部分的にピンク色なのは問題ないケースがほとんどです。
もし不安ならば、とりあえず熱い緑茶やワサビ、酢の物などを生焼け肉を食べたすぐ後に摂るようにしましょう。
ただし、もともと体調不良だった場合や免疫力の低い小さい子どもや高齢者は注意してください。
茹でた鶏肉に火が通っているか確認する方法!
調理した鶏肉が完全に火が通っているか心配な場合は・・・
竹串を差してみましょう。
竹串を差して鶏肉を押してみると、肉汁が出てきますが、透明だったら大丈夫です。
それでも心配だったら鶏肉を実際に切って確認するのが1番です。
切った断面を見て、心配だったら再加熱するようにしましょう。
また、もし鶏肉を食べた後、下痢や嘔吐といった症状が表れた場合は
すぐに病院に行きましょうね!
鶏肉の生焼けは電子レンジで加熱する?
鶏肉を調理したけど、切ってみたら中がピンク色だった場合、心配ないとはいえ
そのまま食べてしまうのは、不安ですので、もう一度火を通すことをおすすめします。
小さいお子さんや妊婦さん、高齢者の方などがいる場合は特にです。
鶏肉の再加熱の方法は
電子レンジで加熱すればラクチンじゃないかなと思ったのですが・・・
実はレンジの加熱で鶏肉がパサパサになったり、衣がベトッとして美味しくなくなるので、電子レンジを使うのはあまりおすすめできません。
鶏肉を再加熱する時は同じ調理法で加熱しましょう。
もし鶏肉のソテーでしたら、フライパンでもう一度焼きましょう。
鶏ハムでしたら、もう一度お鍋に戻して茹で直しましょう。
唐揚げやカツなどの揚げ物でしたらもう一度揚げ直しする方が美味しいですね。
電子レンジはラクチンなので使いたくなりますが、味が落ちることを考えると
同じ調理法で再加熱することをおすすめします!
鶏肉を調理する時の注意点!
鶏肉を調理する時に注意して欲しい点もあります。
鶏肉についていた菌が包丁やまな板、手の指を介して、
他の食品についてしまい、それを口に入れてしまうようなケースです。
嘔吐や下痢などをおこしてしまうのは
生の肉に触れた手や、包丁やまな板などの調理器具を
きちんと洗浄しなかったことによっておこる場合がほとんどです。
防ぐには、生の鶏肉を切るとき使った包丁やまな板は
洗剤で1回きちんと洗って、75℃以上のお湯をかけて殺菌しましょう。
生の肉に触れた手は石鹸で綺麗に洗ってから、他のものを切りましょうね。
調理が終わって、包丁やまな板を洗ってからキッチン泡ハイターを使うのも効果的ですね。
使い捨てのまな板シートを使えば、洗う手間が省けて便利ですよ。
アウトドアや防災用の備蓄としても◎
鶏肉が生焼けにならない調理法
大きめの塊の鶏肉を調理する場合、中が生焼けになることが多々ありますよね。
中まで火が通りやすくなる方法を紹介します。
①フライパン
普通は熱したフライパンに油を引いてから肉を焼きますが、そうするとすぐ焦げ目がついてしまって中まで火を通すことができなくなります。
フライパンの冷たい状態から焼き始めるとじっくり火を通せます。
②蒸し焼き
しっかりと火を通すためには蓋をして蒸し焼きにするといいでしょう。
低温調理器だとサラダチキンもお手軽に作れますね♪
まとめ
鶏肉を調理した時に
うっすらピンクだった時の対処法を紹介しました。
もし生焼けの肉を食べてしまった場合は、しばらく様子を見ましょう。
食べてから1週間経っても、なんともなければ問題ありません。
もし吐き気や腹痛などの症状が出たら、病院に行きましょうね。
生焼けの肉を食べることよりも、生肉に触れた手や包丁やまな板などの調理器具にも気をつけてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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