旅館に行くと、よくお茶セットが置いてありますよね。
お茶を飲もうとして使ってみると、ナニコレ!?ってものありません?
蓋の部分がレンコンみたいな形をした容器。
灰皿と間違える方がいますが(;^_^A
あの容器は「茶こぼし」というものです。
簡単に言うと、茶葉を捨てる容器です。
今回は、旅館のお茶セットで穴が開いた筒、「茶こぼし」について、そして茶こぼしはどうやって使うのかについて紹介します!
旅館で見かけるお茶セットの名前!筒型の入れ物は何?
先ほどもお伝えしましたが、
旅館のお茶セットにある、穴の開いた筒形の入れ物の正体は・・・
「茶こぼし」です。
上の部分に穴があり、水が溜まるようになっています。
急須に注いだ湯が、湯のみに注ぎきれなかった場合に使われます。
出過ぎだったり、それによる出からし化防止のために残った湯を捨てることが出来ます。
また、茶葉が出がらしになった場合に、その茶葉を捨てることも出来ます。
上の部分の穴の部分を外して茶葉を捨てます。
この、「茶こぼし」
一般家庭には普及していないですし、
若い方だと知らない方も多いと思います。
旅館でよくみかける「茶こぼし」ですが、
最近では旅館でもお茶セットが、ティーバッグになってるところも多くなってきてて、
茶こぼしを置いてるところも段々少なくなってきているようです。
普段家で使わないものがあると、戸惑いますよね~。
ですが、これで覚えておけば、旅行へ行った際も恥ずかしい思いをしないでしょう!
「茶こぼし」の使い方を学ぼう!
基本的に、茶こぼしはお湯や茶葉を捨てる場ということを覚えておきましょう。
お茶を入れて、お湯が余った場合に茶こぼしに捨てます。
そして、茶葉を捨てる時はフタを取って中に捨てましょう。
この2点を覚えるだけなので、使い方はとても簡単ですよね♪
また、すでに茶こぼしにお湯が入っている場合はフタの部分に茶葉をのせて中に静かに落とすと飛び散る心配がなくなりますよ☆
茶こぼしを使い続けると一杯にならないの?と不安に思う方もいると思います。
茶こぼしは、大きいタイプなものが置かれていることが多いので安心してください。
そして、茶こぼしは家にあっても便利なアイテムです。
茶こぼしがあれば、その場でお湯や茶葉の処理ができますし、インテリアとしてもオシャレなものが多いです。
お客さんが来た時にも使えますし、それは何?と会話が広がることもあります。
あって困らないものなので、普段からお茶を飲む方は是非購入してみて下さい♪
お茶とお菓子が旅館の部屋に置いてある理由
先日、テレビ番組「チコちゃんに叱られる」でも紹介されていたのですが、
旅館の部屋にお菓子がおいてあるのは、
入浴前の血糖値のコントロールのため!
旅館についたら、夕食の前にまず入浴する方が多いと思いますが、
入浴によるカロリー消費は思っているよりも大きくて、
42°のお風呂に10分入ると80キロカロリー消費されるそうです。
もし、空腹の状態で入浴してしまうと、貧血をおこしたり低血糖の状態になったりすることがあるんです。
それを防ぐため、入浴前にお菓子で糖分を摂取しとくといいのです!
そして、お茶には入浴前の水分補給の意味があります。
入浴時には大体、500mlもの汗をかくといわれています。
自分で思っているよりも汗をかいていますよね。
体から水分が減ると、脱水症状を起こしてしまうこともあります。
特に旅先だと、ロケーションもいいのでつい長湯をしてしまうので、水分補給してからお風呂は入りたいですよね。
そう考えると、旅館に、お茶セットが置いてあるのは、理にかなったことだったのですね。
旅館に宿泊した時は、是非お菓子とお茶をいただいてから、お風呂を楽しんでくださいね♪
さいごに
旅館のお茶セットで穴が開いた筒、茶葉を捨てる容器は「茶こぼし」!
そして茶こぼしの使い方について紹介しました。
お茶セットについている、筒状のものは茶こぼしだということがわかりました。
その場でお湯・茶葉の処理ができる便利なアイテムです。
使い方も簡単なので、覚えておくといいでしょう♪
茶こぼしの使い方が気になる方は、是非参考ににしてみて下さい☆
旅館やホテルに置いてある、お茶とお菓子のセットは、温泉に入る前の水分補給と血糖値のコントロールのためでした。
お茶とお菓子を楽しんでから、入浴してくださいね♪
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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