宵越しのお茶が体に悪いと言われているのをご存知でしょうか?
お茶といえば、体に良いイメージがあるので意外ですよね。
お茶自体は体にいい!と何でも使ってはいけないようです。
とはいっても、出がらしもすぐに使うのもアウトなのでしょうか?
疑問は深まります!
今回は、出がらしのお茶は体に悪いのはなぜなのか、そして具体的に何時間たったらダメなのか、何杯目からでがらしなのかを紹介します♪
出がらしのお茶は身体に悪いのはなぜ?
「宵越しのお茶は飲むな」という言い伝えがあります。
何故夜に入れたお茶を飲んではいけないのか…不思議です。
ということで、宵越しのお茶が毒と言われている理由をご紹介します♪
緑茶にはカテキンが豊富に含まれており、殺菌効果があります。
ですが、カテキンは水溶性のものでお茶を入れると溶け出します。
ちなみに、カテキンがどのようなものかご存知ですか?
カテキンは、ポリフェノールの一種であり、タンニンなどと同様の成分です。
溶け出すということは、カテキンなどはお茶を入れるたびに無くなっていきます。
無くなるのでは、最後の方は体に良い成分がなくなりつつある、ということですよね。
そして緑茶には、タンパク質が含まれています。
タンパク質は腐敗しやすく、一晩おいておけば葉っぱは腐りやすくなります。
こういったことを考えると、宵越しのお茶が毒と言われている理由もわかります。
確かに、何杯か淹れているうちに身体に良いとされているカテキンもなくなり、出がらしをおいておくと葉っぱが腐りやすくなるのであれば体に悪そうです。
出がらしのお茶は何時間経ったものからダメなの?
出がらしのお茶は何時間たったら、飲めなくなるのでしょうか?
出来れば出がらしも使いたい…と思いますが、そもそもお茶は繰り返し使わない方がいいです。
朝・昼・夜など、全て新しくした方がいいでしょう。
時間が少しでも立つことで、カテキンも抜け、傷んできます。
健康面を考える方であれば、ケチらないほうがいいと思います。
最近では、お茶を飲んだ後に胃が痛む理由は出がらしではないか、とも言われています。
なので、お茶を飲んでいる方で胃が痛む方も一旦辞めてみて下さい。
お茶は何杯飲めるの?
では、お茶が出がらし扱いされるのは何杯で、何杯まで飲めるのでしょうか?
何杯というはっきりした目安はないのですが、おいしいかどうかが基準になってきます。
美味しさは1,2杯目で多くの旨味成分が溶けだします。
3杯目くらいになると、苦味や渋味がアップして、味は落ちてくるでしょう。
そのあたりも考えると、お茶は3杯目まで、おいしく飲んでいただけるのではないでしょうか。
これくらいの価格だったら惜しみなく飲めますね♪
お茶の出がらしは肥料として使える!
出がらしのお茶、もう1杯飲みたいな・・・捨てるのはもったいないなんて思っちゃいますが・・・。
お茶の出がらしは肥料として再利用出来るんです。
お茶の出がらしに含まれるタンパク質や繊維が肥料の役割を果たすそうです。
お茶に含まれる成分が虫が嫌う物が多いため、虫よけにもなるんだとか。
お茶の出がらしをそのまままくよりも、土と混ぜ合わせておいて、雨がかからないように気をつけながら、数日お日様にあてます。
発酵させておくと、効果がアップするとのこと。
捨てるものが役にたつなんて嬉しいですよね。
試してみてくださいね。
お茶の出がらしだけじゃなく、コーヒーのかすも肥料として使えますよ♪
↓詳しくはこちらの記事をご覧ください(^^♪
さいごに
出がらしのお茶は体に悪いのはなぜなのか?そして何時間たったらダメなのかについて紹介しました。
宵越しのお茶が毒と言われている理由は、科学的な根拠があることがわかりました。
昔の方はどうやってそれを知ったのか気になりますね。
出がらしのお茶は、何杯も使いたくなる気持ちもわかりますができればやめましょう。
3杯くらいまでが限度でしょう。
理由を考えると体にもよくないものだと思います。
お茶の出がらしは肥料にも使えるので、無駄になりませんよ。
肥料にする時はそのまままくよりも、土と混ぜて発酵させると効果もアップしますよ。
出がらしのお茶は再利用して、新しいお茶を淹れて、おいしいお茶タイムを楽しみましょう♪
この記事が参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
コメント