節分と言えば豆まき！
「豆は年の数だけ食べる」なんて言いますが、あれは「年の数だけ豆を食べることで、年齢と同じ数だけ福を身体に取り入れる」
という意味が込められているそうです。
節分の豆は煎り豆が使われますが、「豆を煎る＝魔目を射る」というわけで、煎り豆には悪霊を払う効果があるという言い伝えもあります。
実際大豆は栄養満点で福が来るかはともかくとして、健康には良さそうです。
しかし何事も良いことばかりではありません。
栄養価が高い反面、カロリーが高いというのも事実。
中には食べ過ぎると太ってしまうのではないか・・と心配している方もいることでしょう。
そこで今回は節分の煎り大豆の一日の摂取量、何粒食べて大丈夫なのかについて調べてみました。
後半では余った節分の大豆のリメイク法も紹介しましたので、是非ご覧くださいね。
煎り大豆の一日の摂取量は？
節分の豆は美味しい上に手軽なので、自分の年齢に関係なくポリポリと結構食べてしまいますよね。
一日何グラム、何粒食べても大丈夫なのでしょうか？
煎り大豆は一日何グラム食べても大丈夫？
厚生労働省によると、大豆を含む豆類の1日の摂取量は100gとなっています。
意外と食べられるなと思いますが、１００ｇってちょっとピンとこないです^^;
煎り大豆にしたら何粒分なのでしょうか？
煎り黒豆は一日何粒食べられる？カロリーは？
煎り大豆100gの量は個数にすると150個程度
だいたい計量カップで1杯程度になるようです。
このくらいの量なら1日に食べている人もいるのではないでしょうか？
問題はカロリーです。
煎り大豆100gのカロリーは417kcalです。
これはなかなか高い部類になります。
野菜だとキャベツ （100g）は22kcal
ほうれん草（100g）は20 kcalです。
やっぱり野菜はカロリー低いですね。
お肉だと
牛肉肩ロース （100g）は411 kcalで、
豚ばら肉 （100g）は386 kcalです。
ナッツ類は高カロリーで
くるみ（100g）は663 kcalで、
マカダミアナッツ（100g）は728 kcalです。
大豆はよく「畑の肉」なんて言いますが、肉と肩を並べるくらいのカロリーがあるんですね^^;
同じ大豆でも茹で大豆になると、180kcalになります。
大豆はヘルシーなイメージがありますが、調理方法によりけりなんですね。
煎り大豆の場合、食べる量は100グラム以内に抑えたいですね。
身体にいいからといっても、食べ過ぎは肥満の原因になってしまうので、注意してください。
そして、注意してもらいたいことがありまして・・・
大豆を含む豆類の摂取量は一日１００ｇですが、醤油や味噌などの調味料や豆腐にも豆類は含まれていますから、炒り豆を１００g食べてしまうと、食べすぎになってしまいます。
気をつけてくださいね＾＾
↓赤、青、黒、黄の大豆ミックス
ポチップ
おやつやおつまみ、料理にも使えるし、とってもヘルシー♪
節分の煎り大豆は栄養豊富！
大豆は「畑の肉」と言われるだけあって、タンパク質がとても豊富です。
その他にも食物繊維や鉄分、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ビタミンなども含まれます。
また大豆に含まれるイソフラボンには、女性には嬉しい美容効果や、アンチエイジング効果があります。
コレステロールが少ないのも魅力の1つです。
しかし何事も過ぎたるは及ばざるが如しです。
女性ホルモンの活性化を促すイソフラボンですが、摂り過ぎると婦人科系の病気になるリスクがあります。
また煎り大豆はあまり消化がよくないので、お腹の調子が悪い時はあまり食べない方がいいですよ。
節分の豆が余ったら・・・リメイクしよう！
節分の豆、余っちゃうことありますよね。
そんな時、リメイクに挑戦してみませんか？
ひじきの煮物
定番のひじきの煮物に煎り豆をプラスしましょう。
炒り豆１/2カップに水３カップを入れて
ラップをして電子レンジで加熱してもどします。
もどしたひじきと人参、れんこんなどと一緒に調理します。
味噌汁
火の通りにくい野菜（大根、人参など）をだし汁に入れて加熱します。
煮立ってきたら節分の豆を入れて、更に加熱
ネギ、油揚げなどを加え、味噌をといたら完成
炊き込みご飯
いつもの炊き込みご飯の材料に煎り豆を加えます。
豆が水を吸うので、水加減はちょっと多めにして、炊きましょう！
サラダにトッピング
炒り豆をサラダにトッピング！
ドレッシングは醤油やごま油の和風のものが合います。
食感が良くなって食がすすみます。
炒め物
炒り豆をありあわせの野菜、ベーコンと一緒に炒めます。
きのこ類も合いますよ。
ご飯のおかずにもなるし、おつまみにも最適！
豆菓子
鍋に水10ｇ、砂糖大さじ１と１/2を入れて加熱します。
トロっとしてきたら豆40ｇを加えてからめます。
素朴で美味しい♪
まとめ
節分の煎り大豆の一日の摂取量と何粒食べて大丈夫かについて紹介しました。
豆類の一日の摂取量は１００ｇ
煎り大豆の個数にすると１５０粒です。
このくらいすぐ食べてしまいそうですが、１００ｇのカロリーが４１７キロカロリーと高めなので、食べ過ぎは注意です。
大豆にはイソフラボンが含まれているので、たくさん摂りたいですが・・・
どんなに栄養価が高いものや健康にいいものでも万能というわけではありません。
大豆はお味噌汁や豆腐、醤油などにも含まれています。
あまり煎り大豆ばかり食べ過ぎないように、注意してくださいね。
適度に食べて身体に福を取り入れ、より良い1年を過ごしましょう。
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