靴屋さんに行くと、よく防水スプレーを一緒に販売されていますよね。
しかし、靴の種類によって、防水スプレーはNGの場合があります。
なんと、それは「革靴」です。
革靴の雑誌やお手入れ方法を調べてみても、防水スプレーは使っていませんでした。
「どうして防水スプレーを使わないのか?」
「革靴が濡れてしまったらどうしたらいいの?」
と、皆さんも気になるところですよね。
そこで、今回は革靴に防水スプレーはいらない?雨の日の革靴のお手入れ方法について紹介します。
革靴に防水スプレーはNG?しない方がいい理由は?
先ほどご紹介した通り、革靴に防水スプレーはしない方がいいです!
ということで、まず理由をご説明いたします。
1.防水スプレーをかけてしまうと、お手入れの効果がなくなってしまう。
革靴は、基本的にブラッシングで汚れなどを落としてお手入れします。
そこで防水スプレーをかけてしまうと、
革靴に水の跡がついてしまい、ワックスの際に整えた革靴が崩れてしまうそうです。
その他にも、
防水スプレーには艶出しの成分はないため、せっかくの革靴がキレイに仕上がりません。
2.そもそも革靴には防水効果があるため必要ない
革靴はワックスでお手入れすることで、防水効果を十分得られます。
逆に、お手入れを怠っていると、雨などが染みやすくなってしまいます。
また、防水スプレーを適当にかけてしまうと染みになってしまいます。
どちらにせよ、防水スプレーはかけないほうが良さそうですね。
防水スプレーをした方がいいという意見もある!
個人的に革靴に防水スプレーはしない方がいいと思っていますが、
靴磨きした直後の靴でなければ、
防水スプレーをしたほうがいいという意見もあります。
革靴は水に濡らすと油分が抜けてしまい劣化が早ってしまいますが
上手に防水スプレーを使えば
靴を長持ちさせるのと、お手入れの手間を省けるとのこと。
革靴に防水スプレーを使う時の注意点!
防水スプレーにはシリコン系とフッ素系があるのですが、
革靴におすすめは
水や油をはじき、表面の通気性が保たれるフッ素系のものです。
シリコン系は革靴にシミができる可能性があるので使わないほうがいいでしょう。
スプレーのやり方
革靴にスプレーする時のやり方を紹介します。
・靴から大体30センチくらいはなして、防水スプレーを噴射します。
・スプレーした後は15分くらいしっかりと乾かしましょう。
・スプレーする頻度は大体、2、3回履いたら噴射するようにしましょう。
防水スプレーは、靴だけじゃなく色々使えて便利ですよ♪
雨の日に革靴を履いて濡らしてしまったらどうする?お手入れ法は?
朝、雨降ってなかったのに夕方からザーザー降りの雨になることもあります。
もし革靴が濡れてしまった場合、絶対に避けたいのがそのまま放置することです。
濡れたまま放置すると、型崩れやひび割れの原因になってしまいます。
まずはしっかりと乾かし、お手入れしましょう。
革靴の乾かし方・お手入れ方法
革靴の乾かし方とコツを紹介します。
①革靴の水分を拭き取る
最初に、革靴の表面についている水滴などを拭きとってください。
使わなくなったタオルなどを使って、拭き取りの際は、優しく扱うようにしてくださいね。
ゴシゴシ拭くのはNGです。
②風通しの良い場所で乾かす
全体の水分を拭きとった後は、乾燥させます。
日の当たらない、風通しの良い場所に乾燥させてください。
(日光に当たると、革靴が痛む可能性があります。)
乾かすコツとしては・・・
乾燥させる際は、カカトを浮かせるように立てかけておくといいでしょう。
カカト部分は乾きにくいので、色々工夫してみてくださいね。
たったこれだけなので、難しくないと思います。
雨の日には、すぐに水分を拭きとり、乾かしてくださいね。
まとめ
革靴に防水スプレーはいらない?雨の日の革靴のお手入れ方法を紹介しました。
革靴に防水スプレーを使うのはできれば辞めておきましょうね。
スプレーする時はフッ素加工のスプレーにしましょう。
普段からワックスなどでお手入れしていれば、防水スプレーの必要はありません。
防水スプレーはシリコン系を使うと染みの原因にもなるので、気を付けてください。
また、濡れてしまった際は、しっかりと乾かしましょう。
そのまま放置してしまうと、ニオイの原因にもなってしまいます。
基本的には、水分を拭きとって、乾かすだけなので、簡単ですよね。
乾かすのが面倒な方は、靴の乾燥機を購入しておくのも良いと思います。
革靴は丁寧に扱って、普段からお手入れするようにしましょう!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
コメント