めんつゆや洗剤、乳酸菌飲料に「2倍希釈や10倍希釈して使ってください」と表記されていることがあると思いますが、どういう意味なのか迷いますよね。
そもそも希釈とは、「溶液に水などを加えてうすめること」です。
例えば2倍希釈ですと、ついつい原料の2倍の水を加えて薄めてしまいそうですが、これは不正解です^^;
出来上がりの総量が原量の2倍になるように薄めるということなんですよ。
今回は、知っておきたい10倍希釈の計算方法や2倍3倍希釈についてまとめました!
10倍希釈とは?
原液を薄めるのですが、薄めた液体の総量が原液の10倍になるようにすることです。
例えば、原液が50mlだったら総量500mlになるように
原液が100mlだったら総量が1000mlになるように薄めます。
10倍希釈として加える液体の量の計算式としては
50mlの原液だったら450mlを加えて合計500ml
100mlの原液だったら900mlを加えると、合計1000mlになって、10倍希釈したことになります。
覚えてしまえば、計算式にあてはめるだけなので簡単ですよね。
次によく使う2倍希釈と3倍希釈も紹介します。
2倍3倍希釈は?
料理によく使うめんつゆも「○倍希釈」と表記されていますよね。
2倍や3倍希釈も計算方法は10倍の時と同じです。
原液の体積✕(3-1)・・・3倍希釈
2倍希釈は50mlのめんつゆに対して50mlの水を加える
3倍希釈は50mlのめんつゆに対して100mlの水を加えるということです。
逆に100mlのめんつゆを作りたい時は
2倍希釈だったら100÷2で、50mlの原液に50mlの水を加える
3倍希釈だったら100÷3で計算して、大体33mlの原液に66mlの水を加えるとできちゃいますね。
家にあるめんつゆは
めんのかけつゆは6~8倍
おでん、鍋物は8~10倍とあります。
倍数が変わっても計算方法は一緒です♪
このめんつゆで
めんのかけつゆ(6倍希釈)を100ml作りたい時は
100÷6=16.66・・・
なので17mlのめんつゆに85ml(17✕5)の水を加えれば、ちょっと多くなりますが102mlのかけつゆが完成!
おでんのだしを700ml(8倍希釈)作りたい時は
700÷8=87.5
めんつゆを88mlとして616ml(88✕7)の水を加えて704mlのだしが完成します。
細かい数値がわかりやすい計量カップがあると量りやすいですよ(^O^)
細かい計量スプーンもあると便利ですよ♪
カルピスの希釈の作り方!
夏になると飲みたくなる「カルピス」
カルピスの希釈タイプの作り方も紹介します^^
カルピスのおいしい作り方の希釈は販売元さんによると・・・
はじめて作られる時は、「カルピス」1に対し「水」3~4の割合で(4~5倍希釈)お試しください。
https://www.asahiinryo.co.jp/customer/q_and_a/?c=1386&p=%E9%A3%B2%E3%81%BF%E6%96%B9%E3%83%BB%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9
4倍希釈か5倍希釈ぐらいに薄めると良さそうです。
200mlのカルピスが飲みたい時は・・・
4倍希釈・・・カルピス50ml、水150ml
5倍希釈・・・カルピス40ml、水160ml
で作れば良いですね。
また、炭酸で割る時は5倍希釈
牛乳で割る時は6~7倍希釈で作ると美味しいそうです。
目盛り付きのグラスがあると希釈も簡単ですね♪
カルピスの希釈は目安として、お好みで薄くしたり濃くしたりして飲みましょう!
私は薄いカルピスが好きです。
まとめ
10倍希釈のやり方について紹介しました!
10倍だからといって、10倍の水を加えるのではなく、原料を薄めて10倍にすることです。
洗濯用洗剤やカルピスなどの飲み物、めんつゆなど
身の回りには意外と希釈して使うものが多いです。
計算方法を覚えておくと便利ですね。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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