夏になるとクロックスで出かける人も多いでしょう。
ちょっと買い物に行くときなどに便利ですよね。
クロックスはアメリカで大ヒットした個性的な形をしたカラフルなサンダルで、
2005年に日本に上陸してから売り上げを伸ばし、今ではすっかり人々の生活に定着しています。
履きやすいので、私も毎日愛用していますが、運転する時、クロックスは履いてもいいのか気になりますよね・・・
実はクロックスはサイズが合っていて、かかとをホールドできていれば違反にならない可能性が高いでしょう。
今回はクロックスで運転すると違反になるのかについて紹介します。
また、後半ではクロックス以外の運転する時に履くとNGな履物についてもまとめましたので、是非ご覧ください。
クロックスで車を運転すると違反になる!?
クロックスで運転する場合、下記の点をクリアしていれば、違反にはならない可能性が高いです。
・クロックスのサイズがピッタリで脱げないこと
こういうタイプですね↓
クロックスでもかかとのないものはNGです。
実は道路交通法によると、サンダル着用が違反とは明記されていません。
履物の指定・解釈は住んでいる都道府県によって、規定は変わってきます。
同じ靴であってもアウト・セーフの解釈が別れる可能性があります。
かかとがついているから大丈夫だと思っていても、現地の警察官の判断によっては違反となってしまう場合もあります。
自分の住んでいる地域の公安委員会や警察署のHPを見て確認してみましょう。
クロックスやサンダルで運転するのは事故の危険?
かかとが固定されていないクロックスやサンダルで車を運転するのは危険です。
なぜなら
・ペダルを踏む時に滑る
・かかとの部分がフロアマットやペダルに引っかかる
・ペダル踏みかえの時に脱げやすい
・靴底が柔らかいのでペダルを踏んだ時の感覚がわかりにくい
などの理由があります。
やはり、しっかり足を包み込むスニーカーに比べたら、危ないですよね。
運転中は不測の事態がおこることもあるので、とっさに対応することも必要になってきます。
履物が不安定だとうまく対応できないことも考えられます。
靴は安全なものを履いて運転した方が安心ですよ。
車の運転に適している靴・適さない靴
車の運転に適している靴
車の運転に適している靴は・・・
・ソールが薄くて平らで硬い
・かかとが丸い
・幅が狭い
【男性用】
【女性用】
車の運転に適さない靴
サンダルやクロックス以外にも運転に向いていない靴があります。
ハイヒール
ハイヒールもペダル操作がうまくできません。
長靴(底が固いもの)
長靴は底が濡れると滑りやすくなって、ペダル操作がうまくできません。
草履
鼻緒で足に固定する草履は、かかとが安定しないです。
ペダル操作も適していません。
その日のコーディネートや天候でこれらの靴を履くこともあるかと思いますが・・・
運転する時は、車の中にスニーカーなどの運転しやすい靴を置いておいて、履き替えて運転するようにしましょう。
履いている靴によっては交通違反を取られる?
車の運転で1番重要なのは「動く」「止まる」といった車を操作する
ペダル操作です。
ペダル操作に支障をきたす履物は違反となります。
もし、違反として扱われてしまった場合、どのような罰則があるのでしょうか?
安全運転義務違反とされた場合、
違反点数2点、
反則金として9000円も取られてしまいます。(普通車の場合)
また公安委員会遵守事項違反とされた場合の罰則は、
違反点数はありませんが
反則金6000円(普通車)となっています。
結構大きな金額ですので、もし不安だったら靴を履き替えるようにしましょう。
まとめ
クロックスで運転すると違反になるのかについて紹介しました。
車の運転をする際、たとえ違法とならなくても安全を守るために、サンダルやクロックスは避けた方がいいでしょう。
クロックス・ジャパン合同会社も、クロックスでの運転は推奨していません。
運転にベストな靴は、かかとがあり、靴底の平らなものです。
具体的にはスニーカー、革靴、フラットなパンプス、ドライビングシューズ、などが好ましいです。
逆に履かない方がいい靴は、サンダルの他にハイヒール、長靴、草履など
お住まいの地域によって、規定は変わるので、公安委員会や警察署のHPをチェックしてみてくださいね。
もし事故を起こしてしまったら自分だけでなく、周りの人にも迷惑をかけてしまいます。
安全運転第一でいきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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