合成皮革の靴というと「安っぽい」と思う人もいるかもしれませんが、中には見た目では本革のものと見分けがつかないほど、精巧なものやおしゃれなものがたくさんあります。
合成皮革は人工的に作られた革です。
合皮のメリットといえば、汚れや傷みに強く、特別に手入れをする必要がないこと、
また耐久性が高く撥水性もあります。
本革に比べて価格もリーズナブルなので、見た目が本革と変わらないなら、合成皮革の靴の方がお得な気がしますが、耐久性はどうなのでしょうか?
今回は合成皮革の靴の寿命、どれくら履けるのかについて紹介します!
合成皮革の寿命って何年?
便利で使い勝手のよい合成皮革ですが、
寿命は約3年ほどです。
しかも購入してからではなく、製造してから3年なのです。
つまり、販売店で2年間在庫として眠っていた場合、購入してから1年以内に寿命が来るケースもあるということです。
合成皮革は劣化すると・・・
表面がボロボロになって剥がれてきたり
ベタベタしてきたり
ヒビが入ったりします。
いざ履こうと思ってクローゼットから出してみたらボロボロ・・・
だとガッカリですよね。
安いからと言って安易に合皮の靴を購入するのは、買い換えの手間やお金を考えると、かえってもったいない?
なんて思っちゃいます。
本革の靴はどれくらいもつの?
では本革の靴は何年履けるのでしょうか?
本革の靴は、日頃から手入れをして、傷ついた時は修理に出すなどメンテナンスをしていると、10年20年と履くことも可能なんだとか。
長い間、履くと足になじんで履きやすくなるし、愛着もわきますよね。
合成の靴を長持ちさせるコツを見てみよう!
そうはいっても本革の靴は高いし手入れが面倒です。
そして、もうすでに合皮の靴をたくさん持っている、という人もたくさんいるかと思います。
そこで合皮の靴を少しでも長持ちさせるポイントを5つお伝えします。
①通気性の良い場所で保管すること
合皮は湿気がこもるところを嫌う性質があります。
クローゼットや押入れの中に長期間保存すると・・・
劣化の速度が早まるので、
時々取り出して湿気を逃がしましょう。
②紫外線から守る
合皮は化学的に作られているため、紫外線に弱いという特長があります。
室内の日の当たらない場所で保管しましょう。
③合皮同士を長時間くっつけない
合皮同士が長時間くっついていると、
合皮を構成する樹脂素材によりますがベタツキが発生し、はがしたときに合皮を傷つける可能性があります。
保管するときは靴と靴を少し離して置くようにしましょう。
④防水スプレーを使う!
水に強いイメージがある合皮の靴ですが、
本革に比べて強いというだけで、水に強いわけではありません。
水に濡れると劣化してしまいます。
防水スプレーは、防水性能をアップさせるだけじゃなく、汚れを防ぐ効果もあるので、スプレーしておきましょう!
⑤汚れはすぐに落とす!
合皮の靴に汚れがついて、そのままにしておくと・・・
こびりついて取れなくなることもあります。
無理やり取ろうとすると、合皮まで剥がれてしまって悲惨なことに(;_;)
こんなことにならないためにも、汚れを発見したらすぐに落としましょう。
いらない乾いた布でさっと拭くか、湿らしてぎゅっと絞った布で拭けば、簡単に汚れは落ちるでしょう。
せっかく買った靴です。
以上の5つの点に注意して長持ちさせましょうね!
靴クリームを塗るのも長持ちの秘訣ですよ♪
まとめ
合成皮革の靴の寿命、何年履けるかについてまとめました!
合成皮革は安い分寿命が短いというデメリットがあります。
本革は寿命が長く経年変化を楽しめる代わりに、価格が高く手入れも大変です。
どちらも一長一短あるので、今後靴を購入する時は値段だけではなく、今後どのように使っていきたいのかを考えてから選ぶのがいいですね。
私はお手入れやメンテナンスをこまめにするのは苦手なので・・・
合皮の靴を選びます!
合皮の靴を長持ちさせる方法も参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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