ネギといえば、栄養が豊富に含まれて、薬味や彩りに料理に欠かせない食材です。
ねぎは頻繁に使いますが、一度に使う量は少ないので、束で買ったり大量に頂いたりすると、余ってしまうこともあります。
以前、ねぎがたくさん余ったので、冷凍したことがあるのですが・・・
臭いが気になるし、調理してもまずかった経験があります。
あとから調べたら冷凍の方法や調理法が間違ってたことがわかりました。
今回はねぎを美味しく冷凍する方法と調理法について紹介します!
ねぎの冷凍がまずいし臭い!
ねぎが臭うのは”硫化アリル”という物質が原因です。
ねぎを切ると硫化アリルが出てしまい、気化して臭ってしまうのです。
冷凍すると硫化アリルは減少するといわれていますが、解凍すると成分が溶けだして臭くなってしまうのです。
ねぎの冷凍方法!臭くならない方法
それでは、どうすればねぎを美味しく冷凍できるのでしょうか?
方法はネギの種類によっても違ってきます。
万能ねぎと長ネギに分けて紹介します。
万能ねぎの冷凍保存
水分を拭き取る
万能ねぎは冷凍する前に洗いますが、水気が残ると臭いの原因になるので
キッチンペーパーやふきんでしっかり水気を拭き取りましょう。
切り方
味噌汁や薬味、チャーハン、お好み焼きなど何にでも使える小口切り
チヂミなどにつかう時は5cmくらいの長さにカットして冷凍します。
包丁でみじん切りするのが苦手だったら、キッチンバサミで切ると楽ですよ。
小分けにする
ネギは1回に使う分をラップにくるんで小分けにして冷凍するのがおすすめです。
※冷凍したネギを出し入れしている内に霜がついて、味が悪くなるのを防ぐためです。
ラップにくるんだネギはジップロックに入れて保存しましょう。
その時、空気が入らないように気をつけてくださいね。
刻んだ万能ねぎを冷凍(保存容器)
ジップロック以外にタッパーなど保存容器で冷凍保存することもできます。
保存容器にキッチンペーパーを敷いて小口切りにしたねぎを入れて冷凍保存します。
凍ったら一度、タッパーを振っておくとダマにならないので使いやすいですよ。
長ネギの冷凍保存
長ネギの冷凍保存法も基本万能ねぎと同じです。
①洗ってよく水気を拭き取ります。
②青い部分と白い部分を切り分けてジップロックに入る位の適当な長さに切ります。
③1本ずつラップにくるんで、ジップロックに入れて空気を抜いて冷凍保存します。
万能ねぎと同じく小口切りや鍋用に斜め切りにして保存するのもOKです。
長ネギを土に埋める保存方法
ネギを冷凍で保存する方法をお伝えしましたが、庭があれば、長ネギを土に埋めて保存することができます。
ネギを縦に泥の付いた根っこの部分から白い部分までを埋めます。
こうすると、土から養分を吸い取ってくれるので、ネギは長持ちしてくれます。
食べたい時に、引っこ抜いて鮮度もいいですね!
冷凍ねぎの保存期間・いつまで食べられる?
冷凍したねぎの保存期間は約3~4週間ほどです。
1ヶ月ほど持ちますが、気をつけて保存していても冷凍焼けすることもありますので、なるだけ早く食べきるようにしましょうね。
冷凍ねぎの調理方法
冷凍したものは、通常冷蔵庫などで解凍してから使うことが多いです。
でも、ねぎの場合は解凍してから使うと、臭うしベチャベチャになってまずくなってしまいます。
ねぎは凍ったまま調理します。
味噌汁などにそのまま入れたり、薬味としてもそのまま乗せて食べます。
ネギの冷凍がうまくいかない時は・・・
フリーズドライもおすすめです♪
切らずに使えるのですが、細かくしたい時は手でもむだけで細かくできちゃいます♪
もどす必要もなくそのまま使えて簡単、業務用を買っておくとコスパ抜群ですよ。
さいごに
ネギの冷凍方法と冷凍したネギの調理方法について紹介しました。
長ネギも万能ねぎも洗って水気をよく拭き取ってから、適宜な大きさに切って小分けで冷凍します。
冷凍する際には空気が入らないように気をつけましょう。
冷凍ねぎは約1ヶ月ほど日持ちします。
調理する時は、解凍せずに凍ったまま使うとグシャグシャにならないですよ。
ねぎは傷みも早いので、食べきれない時は小分け冷凍すると日持ちもしますし、必要な分だけ使うことが出来ます。
ねぎを都度刻むのは意外と面倒なものです。冷凍しておくとすぐに使えるので便利ですよね。
ネギを腐らせないように上手に使い切りましょうね。
この記事が参考になると幸いです♪
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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