質問サイトで「オリーブオイルの沸点っていくつなの？」というものを見ます。
実はオリーブオイルには沸点がありません。
オリーブオイルだけではなく、油物は基本的に沸騰しません。
ただし、熱し続けると発煙点に達し、火がついてしまいます。
その発煙点と沸点を間違っている方が多いようですね。
今回は、オリーブオイルの沸点と加熱すると健康効果はどうなるかを紹介します。
オリーブオイルの沸点は？
先ほどもご紹介しましたが、オリーブオイルには沸点がありません。
その代わり、熱し続けることで「発煙点」に達し、火がつきます。
発煙点については、新しいオリーブオイルで210度、使い回したもので270度となります。
煙が出るようになったら、交換しましょう。
ちなみに、発煙点を超えて調理してしまうと、焦げが発生してしまいます。
焦げが発生すれば、もちろん料理の味も落ちてしまいますよね。
オリーブオイルを使う際は、「発煙点」に注意するようにしてください。
また、オリーブオイルの種類によっても発煙点に違いが出るようです。
高品質のものであれば発煙点も高くなり、天品質であれば発煙点も低くなります。
煙点が気になる、焦がしたくないという方は、高品質のものを使うといいでしょう。
オリーブオイルの健康効果は加熱するとなくなるの？
オリーブオイルは、元々熱や酸化に強い成分が含まれています。
そのため、加熱しても健康効果のある成分などが分解される心配も少ないです。
また、オリーブオイルは約3つの製法によって作れています。
・エキストラバージンオリーブオイル
・精製オリーブオイル
・ピュアオイル
中でもエキストラバージンオイルは、オリーブの実をそのまま絞ったもので、
高品質のオリーブオイルと言えるでしょう。
そのため、エキストラオイルは分解されやすいのでは？と思われがちですが、こちらも同様に熱や酸化に強い成分が含まれているため、問題ありません。
ポチップ
オリーブオイルの効果
次にオリーブオイルの効果を紹介します。
・オレイン酸 悪玉コレステロールを抑える作用がある
・βカロチン 加熱に強い、抗酸化作用がある
・ビタミンE 強い抗酸化作用がある
・ビタミンK 熱に強い
この成分を見れば、熱に強く、酸化作用もあることがわかります。
加熱をしても健康効果が落ちることはないので、安心して加熱してください。
また、オイレン酸の効果を見てみると、悪玉コレステロールを抑える作用があります。
悪玉コレステロールを抑えるということは、腸内環境を整え、便秘解消にも繋がります。
お腹の調子が悪いな～という方は、オリーブオイルを使った料理を試してみてください♪
私は納豆にエキストラバージンオイルをかけて毎朝、食べています。
大葉があれば刻んで入れたら最高です！
便秘症ではないのですが、なお便通がよくなった気がします。
まとめ
オリーブオイルの沸点、発煙点、健康効果についてご紹介しましたが、いかがでしたか？
オリーブオイルには、沸点がないことがわかりました。
その代わりに「発煙点」があり、発煙点を超えると火がつき料理が焦げてしまいます。
発煙点が気になる方は、高品質のオリーブオイルを使うといいでしょう。
また、オリーブオイルは加熱をしても健康効果は変わりません。
健康に良い効果のあるオリーブオイル、
積極的に摂りたいですね。
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