冬の代表的な野菜の一つ「白菜」
白菜は味のクセがないので、鍋やスープ、サラダや煮物や漬物など色んな料理に使えます。
白菜は一玉で買うことも多いかと思いますが、外側の葉っぱ(濃い緑色の部分)は、汚れているし農薬も気になる・・・。
一体何枚はがして捨てたらいいのかといつも疑問に思います。
そこで今回は白菜の外側の葉っぱはどこまで捨てるのか?
そして外側の葉っぱは食べられるのか?についてお伝えしたいと思います。
外葉を食べる時の洗い方も紹介しましたので、ぜひ最後まで読んでくださいね(^^♪
白菜の外側の葉っぱは何枚捨てる?
白菜を一玉買った時、外側の葉っぱは、汚れや傷みが気になる時があります。
また、虫食いがあったり、農薬の心配もありますよね。
どれくらい捨てるかという問いに、はっきりした正解はありませんが調べてみると・・・
1,2枚捨てるという意見が多かったです。
白菜は収穫された時は約100枚ほどの葉がありますが、そこから30枚ほど捨てられて、出荷される時は70枚ほどになります。
30枚も捨てられていたら、農薬の心配もほとんどないですよね。
私も白菜の外葉は1,2枚捨てるのですが、捨てる主な理由は汚れているからです。
洗ってもなかなか取れないし、汚れている部分を切り取るのも手間がかかるので、思い切って捨ててます。
白菜の外側の葉っぱ(濃い緑の部分)は食べられる?
白菜は捨てる部分がほとんどない野菜といわれていますが、実際の所どうなんでしょう。
結論から言うと白菜の外葉の部分も食べられます。
お好みで食べても問題はないのですが、中の葉に比べてたら苦いし固いので、調理法を変えた方が良さそうです。
また、汚れがついていないか、農薬が残っていないかというところも気になりますよね。
白菜の外葉に農薬は残ってる?洗い方を紹介
外葉を食べるとなると気になるのが「残留農薬」です。
そもそも日本で作られている野菜は農林水産省の基準で安全が確認されています。
そのうえ先程もお伝えした通り、白菜の葉は外葉が30枚ほどはがされているので、残留農薬はそんなに心配しなくても大丈夫のようです。
それでもやっぱり心配という方には3つの方法をおすすめします!
水につけておく
流水ですすぎ洗いをしてから、ボウルに水を張ってしばらくつけておきます。
酢水や塩水につける
水にさらすだけでもいいのですが、酢水や塩水につけると効果的です。
水と酢2:1の割合で酢水
水に対して2%の塩で塩水
どちらかにつけてもいいでしょう。
10分ほどつけた後、流水ですすぎます。
50℃洗いをする
50℃洗いは虫や農薬が落ちやすい洗い方です。
ボウルに50℃くらいのお湯を入れます(温度計は100均でも売ってます)
白菜を入れて洗い、ザルにあげます
50℃洗いをすると農薬が落ちやすいだけじゃなく、白菜の酵素の働きが良くなって葉がシャキシャキ、甘みも増していいことずくめですよ。
白菜の外側の葉は栄養たっぷり
今まで捨ててきた白菜の外葉ですが、栄養が含まれているんです。
もともと白菜に含まれているβカロテン、ビタミンCは外側に多く含まれています。
白菜の外側の葉、今まで捨てていましたが、もったいなかったです。
白菜の外葉の調理法
白菜の外葉は白い部分と緑の部分に切り分けて調理します。
白い部分
繊維が太く硬いので、繊維を断つようにそぎ切りにします。
食べごたえがあるので、しっかり加熱します。
鍋物や炒めもの、煮物に向いています。
緑の部分
内側に比べて葉が固いので、しっかり茹でて細かく刻みます。
胡麻和えやスープなどに向いています。
外葉をゆがいて、小分けにして冷凍しておくと、すぐ使えて便利ですよ!
まとめ
白菜の外側の葉っぱは食べられます。
苦味や硬さがあるので、調理法は一工夫が必要です。
白い部分は繊維を断つようにそぎ切りにして鍋物や炒め物や煮物に。
緑の部分はしっかり茹でて刻んで胡麻和えやスープに使えます。
また、農薬が気になる方は以下の方法を参考にしてみてくださいね。
①水につける
②酢水か塩水につける
③50℃洗いをする
外葉を捨てるかどうかは、個々の考え方次第です。
小さいお子さんやお年寄り、妊婦さんなど抵抗力の低い方がご家庭にいる時は、外葉も多めに捨てた方がいいのかもしれません。
そして、外葉を食べるとなると、洗ったり汚れを取り除いたり手間もかかるので、ライフスタイルに合わせていけばいいと思います。
私は外葉を1,2枚捨てていましたが、栄養があるので良さそうなところだけ取り分けて水にさらしてから、味噌汁などに使おうと思います。
この記事がお役にたてたら幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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